治療
生活習慣病 の改善は叛骨心
現代社会は、欺瞞に満ち溢れ、正義が失われてしまったかのようである。科学データを改竄し国民を騙す事さえ厭わない。真実を見極める 為には、情報を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考え行動しなければ答えは見えてこない。一般的な常識に囚われていては、真実を覆い隠す、経済合理主義の闇に飲み込まれて、暗闇の中をさ迷うことになる。
高い地位にある人々 程、「自分だけ、今だけ、お金だけ」といった刹那的な生き方を選択しているのではないかと思えてしまう。
その弊害が医療制度に現れていて、莫大な国民の血税が「命を守る」と言う美名のもとに、湯水のごとく浪費、略奪される現実は、狂っているとしか思えない。
利権に群がる権力者のみならず、弱者救済のはずの、皆保険制度によって、病院がサロンの様になってしまっているのは、おかしな話ではないか。それによって若者に負担がのしかかり、国の衰退に拍車がかかっている現実がある。医療費による社会負担の増大は、刹那的な生き方の蔓延がもたらした結果である。
健全な肉体を保つには、正しい知識と機能性栄養素と強い意志が必要である。とは言え、正しい食習慣によって肉体は大変革し、こんこんと湧き出る清水の様に、晴れやかで、どこまでも澄み渡り、すがすがしい、穢れのない肉体を経験すれば、もう元の不調だらけの体に、戻りたいなどと思うはずもないであろう。 強い意志など必要もない程に、悪食が怖くなるという心理状態になる。
病を癒すのは【自然治癒力の大いなる恵みによる】
- 未精白の穀物を中心とした植物の持つ栄養素を余すことなく活用することで、恒常性維持機能が最大化し「超免疫」を獲得できるのである。
- 風邪、コロナ、インフルエンザなどの感染症のみならず、癌や心臓病、認知症などの慢性疾患にも煩わされることのない、「真の健康体」を手にする事が可能となる。
- 人の体は「自然の摂理」に従って生きていれば、自然免疫が旺盛となり超免疫を獲得し、あらゆる病から身を護るような仕組みを備えている。
- 遺伝や突然変異、或いは強力な感染症が、病氣の原因と思い込んでいるから、自らの身を守ることができないでいる。
- 「生命は腸から始まる」生命力のある食物を戴くことで、その材料をもとに新たな生命を育むのが「腸」と云うシステムなのだが、木の根っ子が地中の栄養を吸い上げるが如く、腸絨毛が命の材料を体内に補給している。その命の材料が質の悪いものなら、疾病体質となるは必定である。
二千四百年前の医学の父【医聖ヒポクラテスの至言】
- 汝の「食事を薬」とし、汝の「薬は食事」とせよ!
- 人は体の中に「100人の名医」を持っている。
- 病を癒すのは医師ではなく「自然治癒力」である。
- すべての病氣は「腸」から始まる。
- 人類は自然体で生活をすれば「百二十五歳」の寿命が与えられている。
機能性栄養素とは??【新しい栄養学】
これまでの主流を占めてきた従来の栄養学や医学では、人類を幸福にできない事は、慢性病が社会を崩壊させ得る現状を鑑みれば、誰の目にも明らかなのであるが、そこに疑問を差し挟まない人々にとっては、医療と言う権威にすがり、健康保険制度を頼りにして、何が真実なのかを考えることを放棄しているとしか思えない。
現在、最先端の医療や栄養学では、対処療法である「外科療法、化学療法、放射線療法」に頼るのではなく、予防医学に移行する流れが世界的潮流になっている。
しかし、日本では様々な理由によってその意識改革は行われずに、旧態依然とした体制で慢性病治療が行われて、国民の健康が傷つき、害され続けている。
そんな現状を変革するには「予防医学」の観点から見直されつつある、植物が持つ化学物質の総称である、機能性栄養素に焦点を当てる必要がある。第七の栄養素とも言われ、超免疫獲得の重要な要素である。その種類によって効能が分かれているが、個別の効能に期待を寄せるよりも、体内で発生し、組織障害の直接的原因物質の一つである活性酸素を抑制する抗酸化作用が、最も重要な働きとなる。
第7の栄養素【植物性抗酸化物質】フィトケミカル
植物性抗酸化物質は、まだ発見されていない未知の物質を含め、一万種以上もの物質があると云われている。これらの微量ではあるが、免疫力向上には欠くことのできない数々の物質は、大量に摂る必要はないが、未精白の穀物を主食に据え、その添え物として、季節ごとの旬の恵みを少量戴くことを心掛ければ、病とは無縁の真の健康を保つことができる。
日本での死亡原因の第一位は「癌」である。癌が発症するまでには、永きにわたり、数々の不調を経験してきたはずである。放置すればする程に、不調は深刻さを増し、最後の審判を受けることになる。
わたくしが、四十五年に亘り玄米食を続けられたのは、体が求めたからであり、快適な生活を希求した結果でしかない。何故、人は不調を求め、病を望み生きているのか、わたくしには理解できない。誰しも、望んで病氣になる者など居るはずも無いと思うであろうが、無意識のうちに病を言い訳にする癖付けによって、人は病むのである。
求めれば「何の憂いもない、羽が生えたような軽やかな肉体」を生きることが可能であり、与えられた「生命」を最後まで無駄なく生かし切る事こそ人類の本望である。
その為の食物を、自然は動物に与えてくれている。まさに「 天の恵み 」である。人類の「食性」に適った、未精白の穀物と旬の「山野 草」を基本にすれば、肉体が病むことなどは断じてあり得ない。
敢えて言うが、長期にわたり「やまい」に伏して、真理の何たるかに気づけないのは、怠慢であり傲慢である。その人生で起こる事は、己が生きた結果であり、不都合な事実を受け止め、何故そうなったかを突き詰めない限り、他者のせいにして責任放棄をしてしまう。
因果応報は世の習いであり、神仏の指し示す叡智にこそ、人類の生きる道と希望がある。
「神や仏など在るものか」と人は言う。「神様、仏様、助けて」と人は乞い願う。しかし、神仏が授けて下さっている法則を無視した生き方をして、最後の身勝手な神頼みなど、叶うはずが無いではないか。
五大栄養素や近年注目の第七の栄養素とは言っても、そんな人類の技術で分析できるものなどは、枝葉末節の知識に過ぎない。紀元前に生きた「医聖ヒポクラテス」が示してくれる叡智も、「仏陀」の悟りによる『色即是空』の概念も、物事を徹底的に突き詰める、思考や学びによって得られる、突然の閃きや直感によって導き出された真理なのである。
人類は自然の恵みに生かされながら、何十万年も生きてきた。科学技術が発達した現代社会は「種の保存」という意味からすると、害悪でしか無いのかもしれないが、これまでの反省から、弱肉強食のシステムでは無く、「共に生きる」共存共栄の社会が構築できれば、平和で豊かな理想郷が実現できるかもしれない。
社会全体を変える事は、一筋縄では行かないが、自分自身や家族の命を守る行動であれば、今日この瞬間からでも変える事は可能であるにも関わらず、人々の意識改革ができないのは、人様と異なる行動は異端視されると云う、社会通念の成せる悪習からなのであろうか。悪食によって蔓延する生活習慣病が、食習慣を変えるだけで改善する事実は、社会を根底から変える力を持っている。
圧倒的多数の庶民が、意識改革を遂げ、自分の頭で考えて、答えを導き出すような思考法に切り替えなければ、虎視眈々と庶民の財布を狙う守銭奴が集う現実社会や、生き馬の目を抜くが如き、国際社会を生き抜くことは、極めて難しいと云わざるを得ない。現に、外圧によって国益を損なう様々な政策が行われて、国民を守る立場である政治家や官僚は自己保身に汲々とするあまり、天から降ってくる圧力に あがらう事が出来ず、国民の生命財産を差し出す様な事が平然と行われている。その様な政治家を放置してきた国民の責任こそ問われねばならない。
植物性 抗酸化物質
こういう物質を覚える必要など微塵もない。参考までに提示しているだけで、重要なのは人体の生理機能を把握して、摂り入れられた食物が体内でどう変化し、命 の糧になるのかを理解しなければならない。生命力のある食物の摂取が、どれ程に重要であるかを理解する事こそが、最も肝要である。
色 | フィトケミカル(機能性物質) | 期待される効能(免疫力向上/抗酸化作用) |
緑 | クロロフィル(例:ほうれん草) | 抗酸化作用/コレステロール上昇抑制/抗癌作用 |
赤/紫 | アントシアニン(例:ベリー類) | 眼精疲労回復/血圧の安定/抗酸化作用 |
リコピン(例:トマト) | 抗酸化作用/血流改善 | |
カプサンチン(例:とうがらし) | 抗酸化作用/風邪予防/殺菌作用 | |
黄/橙 | β-カロテン(例:にんじん) | 抗酸化作用/抗癌作用/皮膚や粘膜の保護 |
ゼアキサンチン(例:とうきび) | 視力低下予防/眼病予防/抗酸化作用 | |
白 | イソフラボン(例:大豆) | 乳癌骨粗鬆症予防/更年期障害/抗酸化作用 |
硫化アリル(例:にんにく) | 抗癌作用/免疫力向上/高血圧予防/抗酸化作用 | |
黒/茶 | クロロゲン酸(例:ヤーコン) | 抗酸化作用/糖尿病予防/コレステロール抑制 |
β-グルカン(例:キノコ/海藻) | 抗がん作用/コレステロール抑制/免疫力向上 |
基本の「き」は 玄米穀菜食
生活習慣病の原因は【肉体の汚染】
- 病氣は体を痛めつける「不自然食の常態化」によって、肉体が腐敗 することが原因
- 腐敗を解りやすく言うと、炎症が全身に広がっている状態 を指す。
- 体が腐敗するとは辛辣な表現ではあるが、それ程までに「不自然食の常態化」による健康被害は国をも揺るがしかねない事態なのだが、病氣を患っている人々の拠り所は、医療経済学に毒された白い巨塔に他ならない。
- 炎症の原因、つまり腐敗は 腸内環境の悪化 による血液の汚染、酸毒化が原因。
- この状態では活性酸素や免疫細胞によって、炎症細胞の処理が行われる。
- しかし、血液性状の悪化により、細胞の修復、再生能力が損なわれているため十分な回復は望めない。
- しかも、炎症を起こした組織は、前述したように白血球や活性酸素などの免疫系によって処理されるが、腐敗が全身に及ぶと、「免疫の暴走」と云われる症状が引き起こされてしまう。しかし実は免疫の暴走などではなく、処理すべき炎症細胞が全身に及んでいる状態である。
- それほどの「危機 的」状態である組織細胞には「添加物や薬剤」由来の化学物質が蓄積しており、これらの汚染物質が不調の原因であり、それが血中に溶け出して悪さをするので「免疫異常」という勘違いをする。
- 体調不良の症状は様々で多岐にわたる 。
組織や細胞に蓄積された「汚染物質」を排泄してしまえば不調は雲散霧消するのだが、組織破壊が進んで重篤になるほど治癒にも時間が必要になる。「癌や認知症」などの診断が下る前の予防が何より重要となる。- 初期の段階(病院に行っても診断がつかない)
- 口臭/加齢臭/体臭/悪臭便/便秘/下痢
- 片頭痛/疼痛/肩こり/腰痛/関節炎
- 皮膚炎/痒み/乾燥肌/肌荒れ/吹き出物・ニキビ
- 慢性疲労・倦怠感/息切れ/痰が絡む/持久力の低下
- 貧血/高血圧/血糖値の乱高下/浮腫 等々
- 中期の段階(病院で生活習慣病の病名が宣告される)
- それぞれの病名の自覚症状が顕著になる。
- 薬が処方され薬物による汚染が加わり、病状は悪化する。
- この時期までに食の改善が行われなければ、病状は悪化の一途をたどる。
- 終末期(ここまでには十年から三十年以上経過している)
- 心臓病、脳卒中、糖尿病、肝腎の病氣、癌の発病、認知症などの重篤な状態を招くことになる。
- せめて中期の段階で、肉体は食べたものの化身であることに気づくことが肝要。
- 初期の段階(病院に行っても診断がつかない)
- 初期の段階で異変に気付き、食の過ちが健康被害の原因である事を理解する。
- 病氣が宣告されると、精神的な影響で益々病状の悪化も考えられる。
- 病氣と診断されることで、医療漬け、薬漬けとなり「食源病」から「医源病」へと発展し、益々深刻化する。
内なる「小宇宙の叫び」である「声なき、声」を感じ取れる感性が大切
- 「小宇宙の叫び」とは、初期段階の体調不良を「間違った食習慣が原因」であることを認識する事であり、体調不良と云う「声なき、声」を聞き取ることである。
「肉体の主人である『あなた』に助けを求める、細胞組織からの悲痛な叫び」であると理解することが回復への最適解。 - 偶然起こる「病」も「不調」も無く、そこには必ず原因がある。
そのほとんどは食の乱れによるもので、今摂取したものは即座に肉体に反映されるが、それは細胞レベルでの出来事であり、我々の五感で感じ、不調を感じるまでにタイムラグが生じる。蓄積するダメージが臓器まで広がった時に、病氣として発症する事になる。 - 生命は日々摂取する食べ物によって、命を与えられているというメカニズムを理解し、「食性」に合った食生活をすることで、存分にその「生命」を謳歌することができるように創られている。
- 人類の「食性」に適合しない、間違った「生活習慣」で生きる限り、自らの「生命力」を削ぎ落しながら生きている事になる。
- 企業でいえば「タコ足配当」をして、企業価値を維持している様なもので、いずれ破綻する運命にあることは、火を見るより明らかであろう。
- 人は生命力の蓄えがあってこそ、緊急時にも対応できる仕組みを備えている。
その大事な生命力を普段の生活の中で、悪食による食害の除去に浪費しているから「いざ鎌倉!」と云う大事に、力不足で体を守れないのである。
- 人は生命力の蓄えがあってこそ、緊急時にも対応できる仕組みを備えている。
- 企業でいえば「タコ足配当」をして、企業価値を維持している様なもので、いずれ破綻する運命にあることは、火を見るより明らかであろう。
- 食と病氣との因果関係は、十年、二十年と時間差があってでてくるものなので、間違った食習慣に起因するとの認識が希薄になる。それどころか遺伝であるとか、病原菌によるものであるとか、細胞の突然変異に原因を求めることになって、治療法のミスリードが起こっているのが現状である。
【免疫の暴走】は勘違い
現代医学的解釈
免疫の暴走の仕組みを解明
T細胞とは?
私たちの体に備わる免疫系は、Tリンパ球(T細胞)によって指揮され、ウイルス、細菌、真菌などに対する抵抗力として「必須」のシステムです。体内には、数億種類にわたる「異物」に反応することができるT細胞のレパートリーが存在し、1種類の異物に対しては、それに反応できる唯一のT細胞が活性化することで、「鍵と鍵穴」のように、異物特異 的な反応を起こします。
中略~~~~
T細胞は強力な免疫応答を起こしますが、本来害のない相手や、自己組織を敵とみなして活性化し、炎症やアレルギー、自己免疫疾患(乾癬、リウマチ性関節炎、一型糖尿病、多発性硬化症など)といった、体に有害な反応を起こすことがわかっています。
中略~~~~
つまり、TRIM28が免疫細胞で機能しなくなると、本来免疫反応に不必要な遺伝子や、炎症を促進するような有害遺伝子が発現する可能性があります。これが、老化における免疫系の不具合を説明しうるのではないかと考え、TRIM28を樹状細胞のみで欠損させた遺伝子改変マウスを作成しました。これによって、遺伝子改変マウスより単離した樹状細胞は、T細胞を通常の免疫反応より強く増殖させ、炎症性細胞へと分化させること、DCKOマウスは、行き過ぎた免疫活性化により、強い自己免疫反応を起こすことがわかりました。
竹馬俊介、吉村 昭彦(微生物学免疫学教室)
「自己免疫疾患」の 真実
現代医学的解釈では「自己組織を敵とみなして活性化」とあるがこれは間違いである。人体は実に精妙に創られていて、この様な暴走など微塵も起こすはずなど無いと言わざるを得ない。その様に見えるだけで起こるべきして起きている反応なのである。
自己組織が炎症を起こしその脆弱さ故に、免疫によって処理解体され、再利用される運命の炎症細胞なのである。その炎症の原因は血液性状の悪化により引き起こされるのだが、それは食の質の低下によってもたらされている。
正しい食生活によって、充分な微量栄養素(抗酸化物質)が供給されていれば起きるはずのない現象なのだが、間違った食による栄養不足と、溢れる食品添加物による化学物質の蓄積、これらによって腸内細菌叢の悪化が促進され、悪玉菌により産生される毒素が全身を襲うことになる。
長期的に蓄積されている化学物質の影響により、臓器は深刻な損傷を受けており、生活習慣病とはその名の通り、食の間違いによるものであるが、数十年かけて発症するのでその因果関係を読み解くことが非常に難しい。
生きとし生ける全ての生物は食べた物の化身であって、それ以外の何物でもない。生きるための栄養素が十分でなければ、蓄えられた「生命力」から不足分を補って健康を保つような仕組みを備えている。これを「恒常性維持機能」と云うが、例えばカルシウムが不足すれば、骨に蓄えられたカルシュウムが血中に溶け出しそれを補う。
だから十分な栄養素を日々の食事から摂取しなければならないのだが、現代の一般的食生活ではその栄養素は決定的に「不足」している。だから空腹で無いにもかかわらず、摂食行動を取ってしまう。肉体側が「もっと栄養を!」と要求するのである。
そして過食によって臓器は疲弊し、蓄積する化学物質によって生命力は削られ、質の悪い血液が全身をめぐり、脆弱な組織細胞が形成されていく事になる。人の細胞組織は日々入れ替えられていて、三年で新しくなると云われている。
しかし、新しく造り変えられたとしても、質の悪い材料で出来上がる細胞は脆弱な細胞でしかない。つまり、すぐに炎症を起こしてしまう様な虚弱な細胞なので、常に免疫系の攻撃対象として存在している事になる。
この炎症が常態化すると全身の組織細胞が慢性炎症を起こし、あらゆるアレルギー反応が身体に現れるようになる。人によって現れる症状や組織は様々であるが、それは食の間違いによるもので、すべての病の根本原因となる。
ここで多くの人が疑問に思う事は、細胞が日々入れ替わっているにも拘らず、我々が老化するのは何故なのかと云う事ではないだろうか。それが自然の摂理ではあるのだが、老化の仕組みは未解明の部分が多く、この仕組みが分かれば、不老不死も夢の話ではなくなる時代が到来するかもしれない。
しかし、現時点で解っている事は、過不足なく摂取する栄養や適切な運動で「長寿遺伝子」が発現したり、老化細胞の除去が行われ、老化速度にブレーキがかかることが分かってきている。あと五十年から百年もすれば、「老いなき世界」が現実のものになるかもしれない。
生活習慣病の改善は、実は単純明快
病氣は長期に亘る食の間違いが原因であり、徹底的な食の改善が必要!
一般的な食事内容では栄養不足をきたし、その影響で慢性炎症が引き起こされる為、完璧な栄養素を備えた玄米雑穀を主食に据えた上で、「小」魚介類と旬の野菜や海藻、そして発酵食品で腸内環境を整えれば、健全な血液が小腸で造られ全身をめぐり、免疫機能が活性化して、炎症/腐敗した細胞の入れ替えが促進される。(伝統的和食)
- 添加物まみれの加工食品の摂取は論外であるが、精白された白米、小麦粉、砂糖、塩などの白物食品は、体内で有害物質となり組織細胞が腐敗炎症する主因となる。
- 物質を精製して純粋にしてしまうと多くの場合、その物質への依存性が増すとともに、腸内フローラの活性が衰え、腐敗産物が優勢の細菌群となり健康被害が大きくなる。薬剤が良い例で副作用や中毒性が高まり、その究極が麻薬類でその依存性が社会問題化していることは衆目の一致するところである。多くの患者が薬漬けになっている現状は常軌を逸していると言わざるを得ない。
- 精製されて栄養素を捨て去ってしまった白米、小麦、白砂糖、精製塩も例外ではなく、体にとっては慢性炎症の原因となり、抵抗力の衰えた老齢の人や病弱な人々にとっては、慢性病や認知症を患う危険性が高まり、生活の質が大きく損なわれてしまう。
- 一般的な家庭の食事情は、まさにこの様な増病食であり、その改善が求められるところであるが、多くの人々は「枝葉末節の健康法」に一喜一憂するのが関の山である。
- 世に出回る健康法が約に立たないのは、主食の栄養不足による弊害を補うことができないからであり、白米や精製小麦の失われた栄養素を補うには軽トラック1台分の副食が必要となると云う試算もある。したがって、主食を蔑ろにして他の健康法を実践しても無意味であると云わざるを得ない。
【超免疫】による 感染症 と 慢性病対策
超免疫とは いかなる病も跳ね除け 一切の不調や憂いのない肉体 を指す
「日本人」 にとって最も身近な食材である米を、健康増進の為の食生活の礎とすることが、超高齢化社会に向けて不安視される医療費の増大、或いは慢性病の蔓延する社会、そして次なる感染症パンデミックへの不安を解消する為の、意識改革を促す意味でも重要な課題である。
米と言っても白米ではなく、適切な条件下で芽を出し次世代の命を育む「玄米」のことであって、玄米は「完全栄養食」とも称され、それだけでバランスの取れた栄養素を含む食材である。健康を語るとき、栄養バランスが重要と言われるが、曖昧で抽象的過ぎてどの様な食生活を組み立てて良いのかが分りづらい。
白米は栄養バランスが非常に悪い食材だが、主食を玄米に変更するだけでバランスの整った栄養素の摂取が可能になる。そして伝統的な味噌醤油で味付けをした副菜を摂りいれるようにすれば、免疫力が向上し「病氣知らずの健康体」が齎される。このような食の改善を心掛ければ「超免疫」を獲得することも可能になる。
玄米が「完全栄養食」であるとはいえ完璧を求めるのであれば、アワ、キビ、ヒエなどの雑穀を混ぜて炊飯すれば完璧な栄養素を摂取できるようになる。この様な玄米雑穀を主食に据えることで、超免疫体の基本が整うことになる。あとは和食の伝統的な副菜を摂取すれば完璧である。
『超免疫獲得』のために大切なもう一つのポイント【 化学物質の排除 】
玄米雑穀が主食として極めて優れた食材で、健康を大いに増進するにもかかわらず、普及しないのはどうしたことなのか。巷では「うたかたの泡」の如く、様々な健康法が流布しているにも関わらづ、玄米食が脚光を浴びることは決してないのが不思議である。
しかも玄米食の弊害が取り上げられ、警鐘を鳴らす言説も見受けられる。それほど玄米食が普及していないのにである。穿った味方をすれば、その普及を阻む「ちから」の存在を感じてしまう。玄米食が普及するだけで、五十兆円もの医療費は半分以下になるであろうし、徹底的に予防医学を導入すれば、百ぶんの一になってもおかしくは無い。
「生命」を育む為の栄養素を摂取することは大事なことだが、それと並行して一般的な食生活で被る化学物質の被ばくから肉体を守ることが、それ以上に重要な要素になる。
食品工場で製品化されるような加工食品は、流通にのって全国に搬送されているのは周知のことだが、これらの食品を「超加工食品」と最近では呼称するようになっている。
四十年前は添加物の規制が厳しく、その数は三百種類ほどであったが、現在は千五百種以上も使われていると言う。農薬も欧米先進国では使用不可の物が、日本では認可されているのが現実である。日本市場は規制によって不良在庫と化した、外国企業の農薬など不良在庫の、処分場となっている。欧米先進国の指導層は、敗戦国である日本市場で様々な人体実験を行っていると思わざるを得ない。
流産/死産/奇形が生まれる【許されざる秘密】
「食性」に合った食材を選ぶことが重要であるのだが、同時に添加物まみれの加工食品の摂取を、一品ずつでも良いから減らす努力をしてもらいたい。子供を産み育てる予定のある女性ならばこそ、知らねばならない「食の真実」がここにある。
結婚を控えた女性が考えねばならないのは、貴女の食したものが、次世代の子供に宿るという紛れもない事実である。不妊症や流産、奇形などの異常出産が増えているのはご存じであろうか。母体が健全であれば防げる事なのに、食の重要性を啓蒙をすることなく、効果の薄い不妊治療に莫大な予算を費やしている。健全な肉体は健全な食によって創られている。この事実を心に刻み込み、少なくとも一年前から食を改め、浄血に努めて身を清めねば成らない。できる事ならば、三年間は悪食を避けた上での懐妊が理想である。
今、我が国に蔓延する「英国病」・・・・
つまり経済の低迷、国力の低下、企業の国際競争力の衰退、庶民の貧困化という慢性病を治癒するものは、普段の食を改善するだけで、日本の経済は圧倒的に改善するに違いない。何故ならば、税収のほとんどが医療費でかき消えているからに他ならない。
政府や官僚が守るべき国民の「健康や生命」を犠牲にして、外圧に屈し保身に汲々とする実態を白日の下にさらさぬ限り、この国は従順な家畜の群れと化した国民と、政官財学のエリートらの売国行為によって滅ぶであろう。
惰眠を貪る時ではない!目覚めよ! 叛骨心
昭和二十年の敗戦によって伝統文化の破壊が行われた。「食文化の 破壊」もその一つである。人体実験と言われるほどの食の改革が行われ、日本人の健康が著しく損なわれてしまった現代では、医療費が増大し国の経済を圧迫し続けている現実は、国の根幹を揺るがしかねない「ゆゆしき」問題である。しかも30年経済は停滞し国力は衰退するばかりである。そして少子化がそれに拍車をかけ、国の将来は暗澹たる惨状を示している。
政府や官僚は国民を守ることをせず、保身や利権獲得に汲々とする姿は、百鬼夜行が如しである。医療機関や製薬会社に至っては、患者を集金マシンとしか考えていないような経済至上主義が極まり、「医は仁術」は当の昔に死語と成り果ててしまっている。また「公僕」という言葉さえ失われ、税金を喰い物にする事にしか、興味が無いように見えてしまうのは私だけではあるまい。
医療制度にも大いなる欠陥があり、患者を健康にすることで報酬を得られるような制度ではなく、医師が行う医療行為によって細かく点数が決められ、不必要な検査が行われて点数が積み上げられているのである。結果として血税が無駄に浪費され続けているのが現状である。それでも病が治癒すれば上等だが、診療を続ける限り健康を害してやがて医源病によって命を奪われてしまうのである。
国民もそれを是として付き従うだけの無知蒙昧ぶりは遺憾ともし難い。国民を守らない政策や、病人を増やすような医療制度に頼る事をやめない限り、自分や愛する家族を守れない事を肝に銘じるべきである。
辛辣な表現をしたが、今でも日本人の民度は非常に高く、東日本大震災の際に被災民がとった行動は、世界中の人々に感銘を与えた。また幕末から明治時代にかけて、著名な欧米人が数多く来日し、その民度の高さを称賛する言葉を残している。世界の誰もが知る「アルベルト・アインシュタイン」も日本と日本人を誉め讃えている。ラフカディオ・ハーンは帰化して日本人となった。「現代に於いてもJリーグの監督を務めた「アーセン・ベンゲル」や、サッカー日本代表監督を務めた「アルベルト・ザッケローニ」が日本人の素晴らしさを語ってくれている。
先人たちが血の涙を流しながら、命がけで築き上げ、外国人にして「貧しくも高貴である」と言わしめた民族の誇りを失ってはならない。
世界のどことも違う日本の風土、そこでしか育たない世界から愛される国民性、今それらが失われようとしている。その原因の一つが伝統食を奪われ、失ったことにあると言ってもいいだろう。僅か数十年でこれ程に食文化の変化した民族は、人類史上、類例は無いと云われている。
江戸時代末期の日本は当時の世界観でも、非常に優れた文化を築いており多くの称賛を得ている。それは、情報が隈無く世界中に拡散される現代においても、日本人としての素晴らしい行いによって「世界中の人々に愛されている日本」という構図も事実としてある。
しかし一方で、白人国家の既得権益、つまり数百年続いた白人の「植民地支配」を、大 東亜戦争で互角以上に戦って負けはしたが、世界中の有色人種に勇気を与えて、戦後すべての植民地は独立を勝ち取っている。「欧米列強の植民地支配を終わらせた日本」と云う側面を忘れてはならない。欧米のエスタブリッシュメントにとっては憎むべき国家が日本なのである。
行き過ぎた経済合理主義による弊害
- 健康を守るための「皆保険制度」に頼り切り、医源病に侵される国民
- 僅かな負担で済む健康保険制度の為に、必要以上に病院を受診し、無駄な医療が行われている現実。
- そのような国民の行動によって、この制度を悪用し、経済的恩恵を享受しようとする既得権益者の存在。
- 少子高齢化と経済低迷による制度の破綻。
- 機能しなくなった制度の改革を阻む、深刻な日本の「闇」
- この闇に蠢く悪の存在によって、被害を被るのは弱き立場の、我等一般庶民であるが、この不条理に気付き、国民は目覚める事ができるのか?
- 「木を見て、森を見ず」という西洋医学の弱点は、西洋思想に裏打ちされたものではなく、経済合理主義に毒された、資本主義経済システムの弊害と云わざるを得ない。
- このシステムを突き詰めれば、最後は数パーセントの資本家と持たざる大衆(搾取者と被搾取者)と云う事になり、破綻せざるを得ない。
- ピラミッドの頂点に向けて「富」を吸い上げることを意図した資本主義は、共産主義と共に崩壊の道を辿るしか無く、共存共栄の社会を目指さなくては人類の未来はない。
唯一無二の文化を育んだ【日本文明】
- 最新の考古学研究により、経済格差の無い高度な精神文明を築いた縄文時代の可能性
- 縄文時代は争いが無く、身分差の無い「丸い社会」であったと云われている。しかも、一万年以上も続き、最新の考古学的研究により、世界最古の文明の可能性も指摘されている。
- 文明の衝突を記した「サミュエル-ハンチントン」は日本文明と言う独自の文明を主張している。世界のどの文明にも属さない独自性を持っているからである。
- 最新の遺伝子研究においても、縄文人から受け継いでいる日本人の遺伝情報は、他との違いが際立っていると言われている。数十年後には、今と違う歴史が語られている可能性もあって、長寿遺伝子を発現し百五十歳まで生き続けねば・・・
- しかしながら、大 東亜戦争に敗れたことで、「近隣諸国条項」なるものが存在し、大陸経由で文化が伝来し、劣った民族の様に振る舞わねばならない、暗黙の密約が存在する。教科書問題や歴史解釈で譲歩しなければならないのは、その様な不文律による。理不尽なことである。
- 縄文時代は争いが無く、身分差の無い「丸い社会」であったと云われている。しかも、一万年以上も続き、最新の考古学的研究により、世界最古の文明の可能性も指摘されている。
「お婆ちゃんの知恵」三大療法
- 時代を超えて継承された優れた民間療法各種
梅しょう番茶 ~風邪やインフルエンザの特効薬
- 「梅しょう番茶」とは手軽で簡単しかも即効性があって、とても役立つ治療法です。
- 用意するもの
- ①梅干一個(小さ目の梅なら2~3個、手作り梅が良、市販でも可)
- ②醤油2~5滴(本醸造ならば良、普通でも可)
- ③おろし生姜少々(無くても可、あれば良)
- ④三年番茶(無ければ緑茶も可)
- 用意するもの
- 湯呑に①②③を入れ箸などで潰し混ぜる合わせる
- 煮出した番茶を注ぎ入れ、熱いところを頂く
▼コツ~完全に風邪を引いてしまった後では効果が薄いので、引き始めに、
ヤバイと感じたら服用を・・・・
玄米の「黒焼き」~衰弱した時の治療法
- 生活習慣病の緊急の時の治療に用いる。(衰弱して食べられない場合)
- 用意するもの
- 玄米(無農薬)一合
- 土鍋
- 用意するもの
- 土鍋に玄米を入れ真っ黒になるまで炒ります。緊急ならば時間をかけてじっくり炒り上げる余裕はありませんから、煙が出ても構わず真っ黒になるまで炒って下さい。
- 出来上がったら、そのまま10倍の水を入れて煮詰めます。
トロトロになるまで煎じたら出来上がりです。- 重湯状になっていますから、これを食べさせてあげてください。
- 自然塩で漬け込んだ古い梅干があれば最良。
- これで「梅しょう番茶」を作って飲ませてあげる
- 出来上がったら、そのまま10倍の水を入れて煮詰めます。
琵琶葉療法 ~万能の特効薬
- ビワ葉温灸~自然の恵みを戴く生活習慣病の治療法
- 用意するもの
- ①ビワ葉(水洗いをしておく)
- ②棒もぐさ(2~3本)
- ③八折の布(ガーゼや使い古しのハンカチなど)
- ④八折の紙(切り取ったカレンダーなど)
- ⑤火を使うので安全なトレイ
- 用意するもの
- 方法
- ビワ葉の表を肌に直接当てる
- 次に布を置く
- 最後に紙を置いて
- その上から火のついた棒もぐさを押し当てる。強く当てる必要はない
- 火をつけた棒もぐさを2本用意(火力が衰えた時の予備)
▼コツ~ツボなど気にせず患部を中心にお腹や肝臓に当てる。熱く感じたら少し移動して続ける
治療食
玄米重湯
- 病や断食の回復食、また流動食しか食べられない人にとっては、この上ない理想食と言っても良いでしょう。疲れきった心身に滋養が染み渡り、再生への第一歩は栄養に富んだ玄米重湯しかありません。
- 材料
- 玄米一合
- 10倍の水(一升)
- 自然塩
- 梅干
- 安心やさい(ホッキ貝の殻を焼成して作られた除菌洗浄剤)
- 作り方
玄米は安心やさい(無くても可)で洗浄して乾かし、きつね色に炒ってから弱火で煮詰めて、3合位の重湯を造ります。弱りきった病人には漉して、重湯を与えてください。元気な方でしたら濾さずに戴いても差し支えないでしょう。 - 炒る意味
炒る事によって吸収されやすくなりますから面倒がらずに、丁寧に炒って下さる事をお勧めいたします。
- 材料
- この重湯は赤ちゃんの離乳食にも最適で、滋養のあるものを最初に与えることは計り知れない効用があります。食育の始まりにはもってこいではないでしょうか。