*健康を害する不自然食品
生活習慣病とは【食源病】
【動物性食品の害】肉はスタミナ食という勘違い
肉食動物は草食動物を「餌」にして生命維持を図るのだが、肉食動物の特徴は、速筋優勢で無酸素運動に優れているために、スタミナが極端に低く、二百メートルも全力で走れれば、良く頑張った方である。片や「草」を餌にしている草食動物は、有酸素運動系に優れている為に、一瞬の瞬発力は弱いが、何キロでも全力で走れるだろう。
スタミナとは、心肺機能の優劣によって決定されるもので、肉を常食にすると、心肺機能は低下し、持久力の無い肉体を造り上げる事になる。それは取りも直さず、血液の酸素運搬能力の違いによって齎されているのだが、酸素運搬能力のみならず、肉食の弊害による血液性状の悪化により、肉体全体に悪影響を及ぼすことになるのである。
肉食動物は肉ばかり食べている訳では無く、餌にした草食動物の内臓から、草の栄養素を間接的に補給しているという事実を見逃してはなら無い。しかしながら、肉食獣は草食獣に比べて短命で、草食獣の50から70%くらいの寿命しか無く、肉食の害が顕著に表れていると思わざるを得ない。
人間もまた、同じ法則に支配されている存在であることは言うまでもない。雑食性の特徴を持つ人類は、肉食の害を極力受けない仕組みを持ってはいるが、民族や個人差が大きく、穀菜食中心で過ごしてきた日本人の体質には、あまり向いていない食習慣であると思う。
それぞれの民族に、語り継がれる叡智というものがある。その民族の知恵によって、日本は数千年に亘って「肉食禁止令」を国策としてきた国柄である。肉食をする事の害を、深い洞察力で理解したうえでの判断であったのであろう。
これを非科学的と批判する向きもあろうが、数限りの無い無数の経験から、導き出された知恵こそが真理であり、再現性のある叡知こそが、真の科学と言えるのではないだろうか。
【肉食の害】~ 悪玉菌優勢の不都合な真実
動物性食品が腸内に入ると、腸内細菌フローラが 大腸菌-ウェルシュ菌 -黄色ブドウ球菌 など腐敗菌優勢となり、その産生物質によって血液の酸毒化が進み、短期的には体調悪化の原因となり、数か月単位でその人特有の不調が繰り返されることになる。よく見られる症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、湿疹、疲労感、便秘、不眠障害などが引き起こされるが、他にも様々な症状が現れる。これを「アシドーシス」と表現する。
アシドーシスは酸化物質が血液中に溢れている状態であるが、例えば頭痛がひどくなり、最後は吐き気を催して、嘔吐してしまえば、悪さをしていた毒物が排泄されてしまうので、それまでの不調が嘘のように改善する。
これを解説すると、細胞や血液に蓄積した毒素の処理が、通常の正規ルートで行われる、肝臓や腎臓での解毒作用では、間に合わずに緊急用の排泄処理が行われる。至急的速やかに排泄処理を行わねば、重篤な状態になってもおかしくない緊急事態なのであって、この場合、胃酸中に放出し、胃の内容物と共に吐き出すことで体を守る、恒常性維持機能の働きなのである。この様な不調は「出ては消え、消えてはまた出る」と云うサイクルを繰り返す。
動物性の食品は腐敗菌でしか分解処理ができないために、肉類やその加工食品を常食する事で、悪玉菌優勢の腸内環境が継続されて、加工食品の添加物の害も加わる事になる。石油から合成する化学物質によるダメージは、想像をはるかに超えていて、肉体を攻撃し続ける。
自然治癒力の能力を超えて、汚染が拡がれば寿命を縮めつつ、重篤な病氣への一本道しかない。その上、間違った食習慣による抗酸化物質の不足による免疫力の低下に、歯止めが掛からない状態となり、疾病体質が顕著になる。免疫力の低下は加齢によるものではなく、食の間違いによって起きることを肝に銘じなければならない。
この間違った食生活を長期間(数年から数十年)放置すると、排泄する力が徐々に失われて、アレルギー体質となりあらゆる慢性病の発生リスクを高め、個々の弱い部分に病氣が出現することになる。遺伝や突然変異で発病する病など無いことを理解して欲しい。
体調不良は苦しいものだが、病と同じで「偶然や突然、現れる不調など、何一つ無く」誤れる生命活動の結果なのである。その誤りを繰り返し「病氣」に至る道を選択するのか、或いは、僅かな不調さえも微塵も感じ無い「真の健康体である 超免疫 を獲得する道」を選ぶかは、個々の決断次第である。生活習慣病の改善は、正しい食生活に改め、毒物の摂取を止めることでしか解決はしない。
- 免疫力の低下で起きる肉体反応
- 外的要因:感染症に罹りやすくなる(ウイルス,細菌,カビ,原虫)
- インフル,コロナ,マラリア,コレラ,麻疹,風疹,胃腸炎,風邪,水虫など。
※原虫:赤痢アメーバ,マラリア,膣トリコモナス等
- インフル,コロナ,マラリア,コレラ,麻疹,風疹,胃腸炎,風邪,水虫など。
- 内的要因:組織細胞の慢性炎症と臓器の機能低下(内外の化学物質の蓄積)
- アレルギー体質(皮膚炎,鼻炎,喘息,花粉症,結膜炎,蕁麻疹,アトピー等)
- 慢性病(癌,糖尿病,認知症,肥満症,腎臓病,高血圧,高脂血症,便秘症など)
- 外的要因:感染症に罹りやすくなる(ウイルス,細菌,カビ,原虫)
- 食環境が変える体の構造
- 草食動物と肉食動物の顎の構造比較
- 肉食動物:
犬歯がよく発達。臼歯も尖ってハサミのようなかみ合わせ。筋肉もよく発達し艇て、顎の力が強い。瞬発力に優れている。反面、持久力は低く、一撃で仕留めねば食にありつけない。 - 草食動物:
前歯が発達。臼歯は大きく平らで臼状。草だけを食している動物の一部は、数百キロから1トン近くもあり立派な肉体を維持している。肉食によって優れた蛋白質を摂らねばならないと言う幻想に惑わされてはならない。
しかしながら、植物細胞は堅固な細胞壁に守られている為に、消化吸収に難があり、反芻といって、一度飲み込んだ餌を口に戻して噛みなおしたり、ウシには胃が4つもある。或いは、草食動物特有の特殊な腸内細菌が、植物の分解吸収を手助けしてくれている。 - 雑食性の特徴を持つ人類。
歯の特徴から見る人類の「食性」は、穀物を中心に、旬の葉物野菜を摂取することが重要となる。人類に適した食により70~80年前後の寿命を持つが、他の動物と比較しても長寿である。
だが、間違った食によって得た寿命であることを忘れてはならない。正しい食性を実践すれば、健康で病のない一生を享受できる事は勿論であるが、百二十五歳までの寿命を本来与えられているのである。
- 肉食動物:
- 草食動物と肉食動物の小腸の長さ比較
動物 腸の長さ(m) 腸/体長 比 ウシ 50 22~29 ヒツジ 31 27 ヒト 7 4.5 ライオン 7 3.9 オオカミ 6 4
- 肉食の害を極力減らすために、小腸を短くしたと考えられる
- 肉中心の食生活をしてきた欧米人の小腸の長さは約5m
- 野菜中心の食生活をしてきた日本人の小腸の長さは約9m
※人間の場合、このような有意差は無いとの報告もあるが、胴長短足の体形は、どう見ても腸が長いと考えざるを得ない。
- 草食動物と肉食動物の顎の構造比較
- 肉は腸内で腐りやすい【腐るとは腑(内臓)に入った肉を表す】
- 腐敗菌の温床となり、腸内フローラは悪玉菌優勢となる。
大腸菌/ウェルシュ菌/ブドウ球菌など - 毒素生成(発ガン物質)
アンモニア/フェノール/アミン/インドール/スカトール/硫化水素など - 普段の体調の悪さや、倦怠感はこれらの毒素が原因。
偏頭痛/乾燥肌/痒み/湿疹/ジンマシン/下痢/眠気/嘔吐/アトピー
- 腐敗菌の温床となり、腸内フローラは悪玉菌優勢となる。
【牛乳の害】~ 完全栄養食品という嘘
- ミネラルバランスが人間とは大きく異なる
- カルシウム~人の6倍
- マグネシウムとカルシウム比率~Ca:Ma=10:1 人はCa:Ma=2:1
- リン~母乳の6倍(血中のリンイオン濃度が高いと、カルシウム濃度が低下)
▲この組成の違いによって、人のミネラル代謝が狂う
- 動物性の蛋白-脂肪は腐敗する。
肉食中心の食生活をすると、動物性蛋白や脂肪を体内で処理する事ができず腸内で腐敗し、腐敗菌による毒素を中和する為に、カルシウム・マグネシウムなどの貴重なミネラルが無駄に消費される。それでも処理しきれずに、アンモニアやアミン、硫化水素や、発癌性物質などの有害物質が腸から吸収され、血流に乗って全身へ運ばれ、これらの毒素が不調や病気の原因となる。
- 牛乳の害の学術的報告例
- 森下敬一医学博士
- 牛乳は白血病の原因となり、脳性麻痺などの障害も起きやすい。
- 牛乳の主要蛋白である「カゼイン」は粒子が小さいので、腸壁をすり抜けて血中に移行しやすくアレルゲンになり易い。
- またカゼインは発育促進剤として働いているとみられ、質の悪い大柄な「体」 タンパクになると思われる。
- 乳頭分解時にできるガラクトースは白内障の原因と言われる
- 荻原義秀医学博士
- 牛乳は鉄、銅イオンが極端に少ない為、酸素不足、代謝異常が起こる。
- 河添邦俊教授
- 子どもの発達における二大被害。
*ミルクとテレビ(数百人の障害児の80%がミルク保育)
- 子どもの発達における二大被害。
- ホッファー博士
- 精神病患者の75%は牛乳アレルギーを持つ
- パウロ・ホジーリ博士
- 糖尿病と牛乳の摂取量は88%の相関関係。
*牛乳アレルギーは脳アレルギーでもある。
*人類の栄養は炭水化物中心でなければならない。
- 糖尿病と牛乳の摂取量は88%の相関関係。
- 森下敬一医学博士
▲ 牛乳消費量が世界一のノルウェー人の骨折率は、日本の5倍
▲ 牛乳消費量の増えた日本でも昔の10倍
【カビ菌の害】~ 抗生物質が原因
空気の中にはあらゆる微生物が浮遊しているが、カビ菌もその仲間である。当然腸内細菌の中にもカビ菌は存在しているのだが、普段は他の腸内細菌の活動によりひっそりと生きている。
しかし間違った医療により、抗生物質が処方されることが多いのだが、その影響により腸内細菌の活動が抑制されて、カビ(真菌類)やウイルスは抗生剤の影響を受けない為に、腸内でカビやウイルスの勢いが旺盛となり、カビ毒やウイルスによる様々な健康被害が報告されている。
病院で不調を訴えても原因不明で処理されていて、過去に抗生剤を服用した経験があるならば、カビ毒の影響を疑わなければならないだろう。
- カビ菌による症状
- 疲労/抑鬱/集中力記憶力低下/頭痛/皮膚疾患/肛門陰部の痒み/乾燥肌/下痢/便秘/
喘息/生理痛/筋肉痛/関節痛/痺れ/慢性咳/喉痛/中耳炎/副鼻腔炎/膨満感/カンジダ症/
自閉症/鬱病などあらゆる症状/
- 疲労/抑鬱/集中力記憶力低下/頭痛/皮膚疾患/肛門陰部の痒み/乾燥肌/下痢/便秘/
- 腸内にカビ菌が繁殖する原因
- 抗生剤/鎮痛剤/制酸剤/ピル/農薬/砂糖/グルテン/イースト/乳製品/トランス脂肪酸/
遺伝子操作作物/免疫を抑制するあらゆる不自然食/
- 抗生剤/鎮痛剤/制酸剤/ピル/農薬/砂糖/グルテン/イースト/乳製品/トランス脂肪酸/
- カビ菌を抑える生活習慣
- 薬剤の使用をやめる
- 梅干し(アルカリ性食品の常用)
- 甘いものや輸入果物をやめる
- 腸内細菌叢を善玉菌優勢にする(他の項目で勧めている食事改善)
【白物食品の害】 白米-小麦粉-白砂糖-精製塩
私たち人類が、この世に存在する為には、多くの栄養素が必要である。大きく分類すると五大栄養素があるが、これらとは別の観点から「生命」を養う栄養を考えてみよう。
- 深遠なる大宇宙
- 人類の誕生が無ければ宇宙は無意味「宇宙の人間原理」
- 広大無辺の宇宙への想いを抱く、知的生命体の出現こそが宇宙の存在意義
- 始源地球での生命の自然発生に思いを馳せ、命を育む優しい自然の愛に、どう報いるかを考えることが人類の使命ではないのか
- 人類の誕生が無ければ宇宙は無意味「宇宙の人間原理」
- 命を育む水の惑星
- 空気や水蒸気のような軽い気体を、繋ぎとめるだけの質量を持つ天体
- 温暖で豊かな生態系を維持する、太陽からの絶妙な距離
- 地球内部のマグマが冷えず、対流循環する内部構造
- 空気や水蒸気のような軽い気体を、繋ぎとめるだけの質量を持つ天体
- 炭素が紡ぐ生命の起源
- 無機物だけの始源地球に、降り注いだ隕石群
- 隕石の中には「水」や「アミノ酸」などが大量に含まれていた
- それらを材料に生まれた始源生命
- 光合成細菌の誕生で酸素に満たされた地球
- 二酸化炭素と紫外線による炭酸同化
- 無機物だけの始源地球に、降り注いだ隕石群
単細胞生物の永い長い歴史
始源地球に生命が誕生してから、約四十億年と言われている。そのほとんどの期間(約三十億年)を、単細胞生物としての歴史を紡いでいるのだ。今現在の人類に於いても、その単細胞生物の力を借りて生存していると言っても過言では無い。例えば、酵母菌や真菌などを利用して、食品が創られているのは周知のことである。
私達の本体である肉体も、単細胞生物の細胞の集合体であることは指摘するまでもない。小腸や大腸で息づく、腸内細菌の助けがなければ、生命の維持も覚束ないのが実情である。皮膚を守ってくれている常在菌も含めると、一千兆個もの細胞の塊で、生態系を維持しているのである。
腸内細菌だけでも、千種類、一千兆個もの細菌が生息しているとの意見もあるほどで、あながち間違っているとも思えないが、百種百兆個の腸内細菌というのが一般的である。
人の細胞が以前は六十兆個と言われていたが、その後、四十兆個になり、最近では三十七兆個と言われるようになっている。それだけ目に見えない生命の把握は難しい。その数はともかくも、これだけの細胞が、一定の調和を保たなければ、健康の維持はできない。
その健康の維持に、大きな役割を与えられているのが、始源地球に生命が誕生した時の、海水の組成を維持していると言われている血液である。生命誕生当時の「塩」を中心とした、生命の維持に欠かせないミネラルは生命の基本物質である。
昭和46年に、世紀の悪法である「塩創り」を禁止する法律によって、民間の「塩創り」を廃止してまでも、イオン交換膜法で海水を濾過し、工業塩として利用している代物を、食塩として売り出している国の責任は重大である。塩がよくないのは、高純度の塩化ナトリウムであり、間違った減塩ブームによって、引き起こされる健康被害が顕著である。
生物に必要な塩は工業塩ではなく、ミネラル豊富な「海の塩」であり、生理食塩水による点滴によって、命を救われることも少なくない。間違った減塩指導は、その根拠を失っているにもかかわらず、未だに続けられているのは悪意があるとしか思えない。
この様に「生命」の調和を保ち、健康を維持管理する役目を与えられているのが「血液」なのである。血液は恒常性維持機能により、一定の数値に保たれているのであるが、間違った「食」により、血液に毒素が溢れてくると、恒常性維持機能が働き、血液中の酸毒物質を、体に備わっている排泄装置やあらゆる臓器を利用して排毒が行われる。
- 排泄装置
- 肝 臓:解毒、肝硬変、脂肪肝、癌
- 腎 臓:濾過、排尿、腎炎、結石
- 肺 臓:咳、喘息、気管支炎
- 胃 :嘔吐、吐き気
- 皮 膚:湿疹、痒み、アトピー
- 小 腸:腸漏れ(蛋白漏出性胃腸症、小腸上皮細胞の慢性炎症)
- 大 腸:腹痛、下痢、排便
- 子 宮:死産、早産、奇形、アトピー
- 血 管:血栓、動脈硬化、静脈瘤
- 粘 膜:痒み、花粉症
- 浄化装置を失う恐ろしい疾患
- 各種癌病
- 癌腫は血液の浄化装置としての役目を持つが、生活習慣の悪癖から、次々に送り込まれる毒素により、腫瘍は増大し、他の臓器への転移も顕著になる。
- 敗血症
- 血液の恒常性維持機能が失われることで、多臓器不全となり感染症への感染リスクが増大する。癌さえも作れない生命力を失った血液や臓器により、数時間で死亡してしまう可能性が高くなる。
- 糖尿病
- 間違った食による大食で、各臓器は疲弊し、糖の調整力が失われ発症し、多臓器不全となり、全身に障害が及ぶ。人工透析もその一つだが、透析患者を数人抱えるだけで病院は潤う。そのために透析に誘導するような治療さえまかり通って、意図するしないに関わらず、その様な医療が行われている現実を直視しなければならない。
- 透析の専門病院も少なくないが、統計上は十万人当たり二百五十人の患者が存在する。例えば十二万人のある街には、四か所の透析専門病院が存在している。
- 各種癌病
加工食品と化した精製穀物の害
◆ 白米という名の 甘くない砂糖
穀物は豊かな栄養素を含み、強い生命力を持つ、人類には欠かす事の出来ない食物である。その優秀な食材である穀物を、食感がよく、調理が簡単だからとの理由で、命の元である胚芽や糠の部分を捨て去り、白米にするという愚挙を省みる事もしない。医療崩壊の主因でもあるこの事実を放置し、コロナ対策に十兆円以上もの巨費を投じる、この国に未来はあるのか。
玄米を白くする事を「粕」という。粕とは「良い部分を取り去って後に残った不用の部分、劣等なもの」という意味を持つ。この良い部分とは、胚芽を含む「糠」のことで、健康で丈夫な体には糠が必要なことを示唆している。漢字に哲学的な意味を持たせた、先人の深い洞察力には感服である。
優秀な先人に粕と呼ばれた白米は、現代人の主要な主食であるが、主食とするには栄養が偏り過ぎている。その不足する栄養素を補うために、過食傾向になり、それでも不足する栄養素を求めて、もっともっとと体が要求するのである。
また、お茶碗一杯分の白ご飯は、角砂糖14個分に相当する。その為に糖尿病予備軍が巷に溢れているのが現状であり、玄米であれば僅かな量で満足感が得られて、小食で済むのにである。
国益や国民を守ることを拒否した、政官財学の国の指導的立場にある偉い人々は、既得権益の大きな壁の中で、自らの保身のために働いている。ご先祖の尊い努力によって、数千年以上に亘って護られてきた日本を、ただ一度戦争に負けたからと云って、ここまで弱体化させてしまった責任は、「まつりごと」に目を背けさせられてきた背景はあるにしろ、国民一人一人の責任が途轍もなく大きいと言わざるを得ない。
私達、国民が何をしなければならないかを考える時に来ている。最早一刻も無駄にしている猶予は無いというほどの危機 的状況なのである。
白米の糖質を代謝するための栄養素である「糠」は、家畜の餌になるか、土壌改良剤として利用されている。或いは、ビタミン剤としてサプリメントなどに加工され製品化されている。
人が摂取すべき、欠かすことのできない生命力に満ちた栄養素を捨て去り、家畜を養い、製品化されたサプリを購入する様な、壮大な無駄の連鎖は悲しくもあり滑稽である。
◆ 小麦という名の 白い悪魔
現在のようなパン食文化が定着したのは、敗戦後のGHQの政策によるものである。余剰穀物を敗戦後の日本に定着させる為の策略を巡らし、現在は見事に小麦の粉 食文化が花開いている。
余剰穀物を日本に売るのみならず、食文化の破壊を目論む狡猾な意図を持っていた。しかも、財閥の解体で経済構造を変え、労働組合を組織し、共産主義者を日本全国に配置している。特に教育委員会は共産主義者に支配され、戦後教育に多大なる影を落としてしまっている。
食文化の大変革ならば、時代の流れとも言えなくもないが、その後の技術革新によって、遺伝子操作の行われた穀物が、日本ではあらゆる食品に混入するようなってしまい、表示義務さえもうやむやにされ、添加物まみれの実態が隠されている。これも教育を変えられてしまい、国益のために働く気骨のある日本人が姿を消してしまったからであり、外圧に抵抗することができないのである。
さて、穀物を精白する事の弊害はすでに述べたが、小麦の場合はそれに加えて、パンに加工するときは白砂糖、ショートニング、工業塩、などの健康被害をもたらす添加物が多く含まれている。その上、小麦のタンパク質である「グルテン」は遺伝子操作で強化され、自然に存在するタンパク質とは、異質のものである可能性も考えられる。
精白された小麦で出来る「白パン」は、極端な食物繊維不足となって、血糖値を急上昇させる要素が多分に含まれている。急上昇した血糖値は、急下降しこれを「血糖値スパイク」という。この血糖値の乱高下が繰り返し起きることで、様々な肉体への悪影響が引き起こされる。
また大量に糖質を摂取することで、血中にグルコースが溢れ、必要以上のブドウ糖は、インスリンの働きで、肝臓や脂肪細胞、筋肉に取り込まれて貯蔵され、社会問題化している糖尿病増加の一因ともなっている。
更に、ふんわりとしたパンの触感を出すためのグルテンを構成するタンパク質は、消化作用を受けてアミノ酸とタンパク質の中間物質である、小麦ポリペプチドに分解される。ポリペプチドは、タンパク質より分子量の小さいものをさすのだが、その細かさ故に腸壁をすり抜けて、その他の栄養素と共に血液中に入り込み、血液脳関門を通過し、オピオイド受容体に結合することが明らかになっている。つまり、小麦ポリぺプチドはモルヒネと似たような作用を持ち、強い依存性を示し、グルテン中毒の名の由来でもある。
- パン食による健康被害例(パン食に限らず一般的な食習慣であれば起こり得る被害)
- 腸内環境の悪化(パンに含有する添加物の害)
- 白砂糖、グルテン(中毒性による健康被害)
- 悪玉菌優勢(腐敗産物の大量生産)
- 悪玉菌による活性酸素の大量発生(腸粘膜の慢性炎症)
- 腸漏れ(絨毛細胞の結合の緩み、炎症により有害物が血液中に漏れる)
- 有害物質が脳に蓄積(アミロイドβ、タウ蛋白は認知症の要因)
- 終末糖化産物「AGE」(老化、あらゆる慢性病)
- 精神疾患(注意欠陥/多動性障害「ADHD」、鬱、不眠症)
- 有害物質処理能の低下(生活習慣による老化の促進)
- 栄養不足(穀物を精白加工することで失われる)
- 運動不足(適度な運動は有害物質の排除と筋力維持に有効)
- 過剰摂取(空腹時にこそ免疫能が最大化)
- 薬剤排除(栄養素の摂取は大切だが、毒物を体内に取り込まない事が重要)
- 腸内環境の悪化(パンに含有する添加物の害)
オピオイドは、ケシから採取されるアルカロイドや、それから合成された化合物、また、体内に存在する内因性の化合物を指す。鎮痛や陶酔の作用があり、高用量の摂取では昏睡や呼吸抑制を引き起こすことがある。
引用:Copilot
自然の摂理 に従って生きる
動物の生命活動により、細胞には老廃物が生じ、それを巧みに排泄する機能が備わっている。その「食性」に従っていれば、正しい排泄が行われて、上述した様な異常な排泄が行われることはあり得ない。
一千兆個もの膨大な数の細胞という、生命の集合体が「人間の生命」の基本であることを説いてきたが、その細胞の一つ一つには「調和して生きる」という本能が備わっており、それを司っているのが「私」という存在なのである。
自由意志の権化である「私」が、本能の命ずるままに働く彼らの「意志」に背き、調和を乱す生活習慣を続けると、手痛いしっぺ返しを受けることになる。彼らが必要としているものは「海のミネラル」であり、それらが豊富に含まれる肥沃な土壌と、太陽光と二酸化炭素によって生み出される「有機物」という大地の恵みなのである。
その海と大地の恵みによる栄養素によって、生命を紡いでいる人類であるが、四十億年前に、生きている物質から始源生命が誕生し、現在に至る生命進化の歴史が、今も尚、脈々と受け継がれているのが「小宇宙」と例えられる我等の体内なのである。この海と大地の恵みである「いのち」の基幹物質が不足する事で、生命活動は危機を迎えることになる。
人類は植物の恵みを戴きながら、たまに肉食をする生活が基本である。その植物が生産する抗酸化物質が、肉食の害を中和してくれる事で、生き延びてきた事実を真摯に受け止めなければならない。これらの植物には、動物の命を育む優れた五大栄養素が豊富に含まれており、そのほかにも生命活動に欠かすことのできない、第六の栄養素である食物繊維と第七の栄養素と云われる「抗酸化物質」や「酵素」をはじめ、植物由来の未知の化合物も多数存在していると考えられる。
現代人は加工食品の氾濫により、相対的な野菜不足の影響で、決定的な抗酸化物質の不足と酵素不足をきたしており、深刻な健康被害が齎されている。本来ならば、未精白の穀物を主食とする限り、一汁一菜程度の副食で事足りるのであるが、余りにも多くの、人間の欲望をくすぐる食材に溢れている。それが健康に役立つならば問題は生じないが、その実態は健康に寄与しないばかりか健康被害をもたらす、超加工食品という工業製品なのである。
腸内細菌や常在菌などを含む、一千兆個もの生態系の「調和」によって健康は守られている。それは「大自然の、大いなる恵み」によるものだが、間違った生き方によって不調和が起こり、健康が失われるのである。もっと言えば、神羅万象を司る摂理によって、生かされている存在であることを肝に銘ずるべきである。
真理に反した生き方によって報復される肉体
我われの心身は、様々な防御機能によって守られている。その秩序が、間違った生き方や、考え方によって乱される事によって、本来の機能が果たせなくなる事で、体調不良や病気の原因を自らが作り出しているのである。
食の間違いにより体内環境が悪化すると、炎症が組織に起こり、その炎症した細胞組織は崩壊を始める。正常な組織細胞であれば細胞はすぐに修復され、再生が行われるのだが、環境悪化により炎症が広範囲に及ぶと、細菌やウイルスの好む環境が拡大され、病気が進行することになる。この時の免疫反応が「発熱」「咳」「鼻水」「頭痛」「関節痛」などである。これらの不快な症状は、人によって様々であり、自身の免疫力の大小によって大きく変化し、免疫力が乏しいと激しい反応を引き起こす。
即ち体力の有る無しが、普段の健康と大きく関わっているのである。感染症や慢性病、もしくは体調不良は避けられるものではあるが、完璧な防御システムがあったとしても、神でもない限り、病氣や体調不良を招く事は避けて通れないことも生じる。その時に物を言うのは、普段の節制と蓄えられた生命力が身を守るのである。「生命力」とは言葉を変えて言えば、「未知の物質X」を含めた植物が生み出す機能性栄養素なのである。決して薬や医者は助けてはくれない。
正しい「食性」に従い免疫力を蓄え、常日頃から生命力を養う事で、人は元気な生涯を生きる事が可能である。老いて病氣になることが当然のように語られるが、老いる事は自然の摂理でもあり、止むを得ないとも言えるが、正しい食によって老いを遅らせることも可能である。そして、老いるから病氣を招き入れるのでは無く、食の間違いによって引き起こされる事を肝に銘じるべきである。
「何故、自分だけがこんな目に合うのか?」大病を患った人々がよく口にする言葉である。決してあなただけではない。多くの人々が病気を患い、こんなはずではなかったと嘆き苦しむ。
本来ならば、国民がスポンサーであるNHKこそが、国民に向けて真実の報道を行わねばならないのだが、国家や権力者におもねる報道が後を絶たず、国民の利益は損なわれているのが現実である。
しかし、世の中には求めれば、至る所に真実が散りばめられている。玉石混交の情報の中から真実を探り当てるのは至難の業であるとも言えなくは無いが、何が本物かを見極め、枝葉末節の情報に一喜一憂する事無く、自分の頭で考える事で、真実はあなたの歩むべき道を燦然と指し示す事であろう。