断食に挑戦して思う事
断食に挑戦して思う事
面白き哉人生・・・
65年の人生で最初の十日間の断食は、30歳の時であったろうか。26歳で玄米食を始め、それから四年経過してからのことであった。
二度目が51歳の時で、この時は二週間の断食を行った。最初の断食は豆乳と水、次はライスミルクと黒炒り玄米のエキスを中心にした流動食による半断食であるが、どちらも十キロの体重減を経験している。大変苦しい思いをしたように記憶している。
二度目の断食は、玄米食を始めて25年目の年である。今回は40年に垂んとする時が過ぎて、玄米菜食の身体づくりが完成したのであろう。作日などは100kcal 程の黒煎り玄米茶の飲用と、梅干2個を戴いたのみである。にも拘わらず激しい空腹感もなく過ごせているのは、人間が本来持っている飢餓に対する本能の目覚めであろうと思われる。
現代でも捨てるほどの食材に囲まれているのは、世界人口の20%もいないのかもしれない。人類は飢餓と共に進化し、飢餓に耐えうるシステムをその体内に構築してる。霞を喰らって生きる仙人の例えもあるように、人間にはそのような能力さえあるのかもしれない。
面白き哉人生・・・
本日の体重は63,5kg、脈67回、体温35,9度。
アメリカという国は、とんでもない愚かなこともしでかすが、知られざる未知の謎に挑む探究心に於いては、他の国の追随を許さない驚くべき国である。軍事に関わることでもあると言えるのかもしれないが、NASAが「不食」の研究をしたと言う。
- 「不食」と云う生き方