国民国家と対抗国家
2018.03.29
カテゴリ:頑張れ日本!!
国民国家と対抗国家
金正男の暗殺事件で、マレーシアが北朝鮮に対して見せた毅然たる態度は、国民国家としての責任を国際社会に示した。マレーシアの国家としての矜持であろう。
翻って今の日本に、マレーシアが示した矜持があるのだろうか。唯々諾々と内政干渉を許し、米国の属国と揶揄される様は、敗戦の結果であったとしても、戦後既に七十年を過ぎ充分に、その責任は果たしてきたように思う。
戦後の日本は大日本帝国の対抗国家だと言う。なるほどそうかもしれないが、そろそろ敗戦国の呪縛から解き放されて、真の国民国家としての歩みを進めるべきである。誇りある世界最古の伝統を持つ、国家としての矜持を示そうではないか。