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南シナ海を軍事要塞化

南シナ海を軍事要塞化

南シナ海は日本の生命線~織田邦男元空将

 織田邦夫氏といえば、昨年尖閣上空での共産党軍の戦闘機が自衛隊機のF15に対し攻撃態勢を取り、自衛隊機がフレアーを発射しながら離脱したとリークして物議を醸した人物である。

 この行為は日本以外の国なら、間違いなく侵犯機は撃墜対象であり、撃墜されていたであろう。日本は法的に反撃できないことを知り抜いた上での挑発であり、尖閣を侵略しようとする意図を持った行動である。

 日本に対してはフィリピンの様に、いきなり軍事侵攻はできないから、尖閣を実行支配していると云う国際社会へのプロパガンダであり、尖閣海域への領海侵犯の繰り返しは、実効支配する為の布石をコツコツと積み重ねているサラミ戦術の一貫である。

 この時代国際世論を味方につけなければ、国土さえ守れないのは理不尽だと思うが、その点の日本は誠に拙い外交しかできない。安倍首相はその点稀有な政治家なのかもしれないが、それでも反対勢力に気兼ねしながらの政策しか手が打てないのは何とももどかしい。

  • 百田尚樹×織田邦男
    出典:DHCテレビ

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