ウイルスの増殖、分かれば「新薬開発」に期待
2018.03.11
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ウイルスの増殖、分かれば「新薬開発」に期待
- 白い巨塔の研究チーム
インフルエンザウイルスは、遺伝子の一部が欠損すると、感染した細胞から足りない遺伝子を奪って増殖すると、東京大や京都大のチームが英科学誌に発表。
河岡義裕・東大教授は「ウイルスの増え方が詳しく分かれば、新薬の開発にも役立てられる」と。
インフルエンザウイルスの遺伝子は8本のリボ核酸(RNA)で構成され、増える時にはRNAを決まった位置に並べた上で子孫のウイルスを作る。チームはRNAが1本足りないウイルスを人工的に作り出し、イヌの腎臓細胞に感染させて、電子顕微鏡で観察した。
その結果、ウイルスが増えるときには1本足りないはずのRNAが、補われることが判明。増えたRNAは感染した細胞由来である事が分かった。
このようにできたウイルスには感染性がなく、外部には広がらないという。この性質を利用すれば、新薬への応用が期待できるとしている。
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にも拘わらず、新薬新薬と御用学者が血眼になる姿は滑稽である。膨大な無駄と知識の浪費は残念でならない。その優秀な頭脳を国益のために使うという、国士が輩出できない土壌(教育)が大問題である。