生命は震えている
生命は震えている
- 生命誕生の謎~波動が宇宙を創る
物質は固有の周波数を持っている。同じ周波数、または近似の周波数を持つ物質は共鳴し、互いに引き付け合い集合し、新たな物質へ生成発展を遂げることになる。
こうして高分子化合物が合成されていく。それは星間ガスが集まり、星を形成するするのにも似ている。
またもう一つの要素として、触媒作用をする物資の存在も重要になる。最初の触媒は鉱物から溶け出した、金属イオンであったと考えられる。
- 触媒(しょくばい)
- 特定の化学反応の反応速度を速める物質
高次の有機物が合成されていくのと同時にそれに必要な触媒も増えていったと考えられる。
タンパク質が合成されるに至って、触媒作用を持つ酵素の誕生を見たのではないか。
酵素の出現によって多様で複雑な化学合成が営まれ、生命誕生へと導かれてゆく。
因みに触媒とは、化学反応を、効率よく促進する為の物質を言う。この機能により反応時間が劇的に短縮される。
ある化学反応に要する時間が「1秒」だとすると、酵素の触媒作用がなければ、永くて30年以上も費やすことになると言う。触媒がなければ生命の誕生は無かったかもしれない。
何はともあれ、波動の原理と触媒作用の干渉を受けながら、物質が発展する化学進化を経て始原生命の誕生の誕生へとつながった。